白玉粉について

ishiusubiki

白玉粉のルーツ

戦国時代、戦乱で侵入した敵に奪われまいと、米を深い川の渕に俵ごと沈め隠したそうです。
敵が去った後に引き上げ使いたいが、そのままでは水をたっぷり含んでいるので腐ってしまいます。
そこで、一度水を含んだ米を使えるように考えられたのが白玉粉です。
水と一緒に粉に挽き、新しい水に晒しながら 雑物を除き、白玉になる部分を沈殿させた上で
更に絞って固め、これを小さく刻んで乾燥させたのです。
寒晒し粉(かんざらしこ)は白玉粉の別名です
昔の技術では、白玉粉を製造する長い行程の中で変敗をコントロールできませんでした。
そのため外気温が低く乾燥した厳冬期に作られたものが上等といわれ、寒い時季に水に晒して作る粉
「寒晒し粉」が白玉粉の別称となったようです。

もち米

佐賀県神埼産 肥沃米(ヒヨクモチ)100%

白玉粉は保存食

白玉粉は本来、もち米をより良く保存するために考えられ、伝え残された日本人の知恵の産物です。
冷暗所で保管して頂くと品質の低下もなく、何年でもおいしくお召し上がり頂けます。
白玉粉ならではのザラザラとした形は、それによってできる隙間により虫が進入しても綴じれない
ので、虫がつくということが起きません。
また、白玉粉をこねる際に水が均一に浸透していくのでダマにならず、きれいにこね上がるという
大変合理的な形の秘密があります。
原料(もち米)を籾の状態で保管し、毎月その月の分を精米して製造いたしますので、お客様へは、
いつも出来たての白玉粉をお届けしております。

石臼碾きへのこだわり

食べ物の材料は生きています。粉体にするのにグラインダーのような機械を使えば、
作業も一段と速いのですが、その折発生する摩擦熱でもち米の澱粉質が変質し、本来のおいしさを失います。
今の時代にも『石臼碾き』でゆっくりと少しずつ製粉し続けております。

原料・もち米へのこだわり

白玉粉の品質には色々なものが出回っておりますが、
弊店では最良質の白玉粉造りを目指し、一貫して『国内九州産水稲もち米100%』を使用しています。
最良質のもち米を探し求め九州各地を歩き、原料の安定確保を図り品質の向上に専念しております。

美味しい水へのこだわり

元来、熊本は地下水が豊富なこと、おいしいことで有名な処です。
その水を活かす種山石工による用水路の構築が行われ、豊かな水が豊富に今も流れ続けているのがこの地です。
白玉粉造りには、もち米の水洗い、一夜十二時間の水漬け、水を加えながらの石臼碾き(水碾き)
と『おいしい水』が不可欠です。白玉粉製造には水との出会いが大切だと肝に銘じております。
当店商品の賞味期限は製造日から2年を打刻しております。
実際はその2~3倍の期間保存できるだけの品質を有しております。